1ヶ月ぶりの「Q-WEST編集後記」だが、もちろん単にサボっていたとかそういうわけではなく。むしろ日常の仕事に加えて、Q-WESTの原稿はいつも以上に書いたし、記事として公開した。誰も褒めてくれないので、自分で自分を褒めてあげたい。有森裕子。有森裕子がオリンピックで銅メダルを獲得したのも28年前ということが衝撃。「自分で自分を褒めてあげたい」という言葉だけが独り歩きしているので、むしろもうこのセリフの方が有村裕子本人より有名なんじゃないだろうか。何を言っているんだ、そんなことはいいんだ。編集後記だ。
1ヶ月も空くと公開した記事も多いので、今回はこの間に筆者(子守)が執筆したものを列挙しておく。
韓国で大人気のプレミアムカフェ「HOLLYS(ハーリス)」が大阪・なんばマルイに日本初出店! 2024年5月1日(水)オープンだぞトレンドセッターのみんな急げー!
大阪・南堀江「TEZUKAYAMA GALLERY」にて鈴木雅明 個展「Follow the Reflections」と加藤智大 個展「“binary”」が同時開催(2024年5月17日(金)〜)
“世界一の朝食”で有名な「bills(ビルズ)」に2024春/夏メニューが新登場! LUCUA 1100(ルクア イーレ)7階のbills 大阪にて「おなすい大臣」が新メニューを実食レポート!
京都市内のギャラリーで現在開催中の2つの個展をご紹介! アートな京都旅はいかが? どちらも2024年5月25日(土)まで
中でも「HOLLYS(ハーリス)なんばマルイ店」と「bills 大阪」の取材記事は、我ながら力作なので、ご一読の上、店舗にも足を運んでみて欲しい。
あとトーク相手を務めているポッドキャスト番組「Q-WESTalk 春輔で行こう!」も毎週更新中。
特に昨日公開した「春輔向上委員会(ゲスト:西田辺TAD BOX店長 村田さん)【Q-WESTalk 春輔で行こう!:第18回】」は、初のゲスト回なので何卒ご一聴の程を。
そんなわけで中々に充実したこの1ヶ月だったのだが……。その間「自分へのご褒美」っつーわけじゃないが、この半年ほどずっと楽しみにしていたライブに行ってきた!
「小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique モノクロマティック」!
筆者が参加したのは、2024年5月4日(土)のグランキューブ大阪公演。今回のツアーでは観覧者の服装として「モノクロ」コーデが推奨されていた。普段あまりモノクロな格好をしない筆者は「どーしたもんかな?」と思案したのだが、過去のオザケン氏のライブ「飛ばせ湾岸」での氏の衣装、白シャツに黒ネクタイ+黒パンツという「オザケンコスプレ」で臨むことにした。しかしながら京都から中之島へ向かう電車の車中に居合わせた方々は、筆者の格好を見て「オザケンコスプレ」ではなく「法事の帰りかな?」と思ったに違いない。
物販でお目当てのグッズ(Tシャツ)も無事に購入し、いよいよ開場時間。今回のツアー、入場時には参加者全員に「ひみつ小道具」というモノクロチェック柄の缶ボックスに入ったアイテムが渡された。開けてみると、中にはホイッスルにネクタイ(5パターンの柄からランダムで1種)。筆者のネクタイはグレーの「ヘリンボーン柄」であった。せっかく京都から法事の格好で来た筆者だが、もちろんネクタイはその場で付け替えた(ライブ時にはネクタイ付けてね、という案内あり)。この時点で「オザケンコスプレ」でも何でもない、ただグレーのネクタイを締めたオッサンが完成したわけだが。
ライブは2時間半ほどだったが、もうマジで「あっという間」!! あーっという間の蜃気楼!!(強い気持ち・強い愛)
前述のホイッスルはライブ中に吹くために用意されたものなのだが、筆者は同梱の消音具の接着をミスったのか、かなり力入れて息を吹き込まないと鳴らない状態に。でもめっちゃ吹いた。めちゃめちゃ吹いた。汗だく。オザケン氏は「大阪、ホイッスルうるさい!」って言っていた。
更にテンションが上がったのが、今回のツアーにはスチャダラパーも参加!! となると当然「今夜はブギー・バック」ということになるのだが……そりゃーもうサイッコウ! この曲は確実に日本音楽史の一つの金字塔である。ライブ中のMCによると、大阪では、小沢健二+スチャダラパーで「今夜はブギー・バック」をやるのは初めてでは? とのこと。歴史的瞬間〜。
他にもスチャダラパーの楽曲「ライツカメラアクション」のサビをオザケン氏が歌唱したり(カッコいい)。この2組の関係性、好きぃ〜。
この日(今回のツアー)は、「大阪」を題材にした曲など、幾つかの新曲も披露されたのだが、筆者のように従順に飼い慣らされたオザケンファンは「あ〜、あの新曲、またしっかりと聴いてみたいけど……オザケンのことだから、音源リリースはしないんだろうなぁ〜」という思いで、期待せずに待つことになる。オザケン氏は過去に「待つことは希望」と言っていたけど。いまだに音源にならずに待っている曲、山ほどあるよ〜。それだけでアルバム2枚くらいは作れるんじゃないか。
とは言え「小沢健二 ‘24ツアー Monochromatique モノクロマティック」は、ハチャメチャに楽しかった。もっとマトモな感想やライブ評は「小沢健二」「モノクロマティック」等で検索したら、いっぱい出てくると思うので、気になる方はそちらを読んでほしい。オザケンファンは言語能力が高い方が多いので、筆者の雑文とは比べ物にならない良質なレポートが山ほどあるぞ。
最後に。筆者が物販列に並んでる最中、今回のグッズの中でも特に人気だった半袖スウェットを片手に「え〜、まだこんなに並んでんの〜? もうほとんど売り切れてたよ〜! オレは何とか買えたけど〜」って自慢げに声をかけてきた見ず知らずのオッサン! お前、お前なぁ……欲しい物が買えて良かったね! ビッグラブ!
それでは来週のQ-WESTもよろしくどうぞ。