いやぁ、久しぶりの編集後記です。「毎日、忙しいし、暑いし……」などと言いたくなるところですが、忙しかったのはホントなんですけど、逆に忙しいが故に日中ほぼ全く外出せず冷房の効いた室内で仕事をしているため、実際の屋外の暑さに対する感覚が狂っています。日々の買い物も日没後に出かけることがほとんど。自律神経がヤバそうな気がする今日この頃ですが、今週の「Q-WEST編集後記」。
前回の「Q-WEST編集後記(2024.05.19)」以降の全記事を紹介するのはさすがに、という感じなのでピックアップ記事を。
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きみとバンドのツアーがはじまる前に、森田理紗子さんのソロライブへ真昼の大阪・雲州堂に行ってきたけど、星空や夏の気分に浸って「心が勝手にライブレポートをした」【よっしのライブレポート:35】
その他、連載記事もありますので、よろしければご一読のほどを。
さて、筆者(子守)は京都市内で約40年の人生を過ごしている。そのうち3分の2くらいは伏見区で暮らしていた。伏見区と言っても広いですし、具体的にどことは書きませんけども。初めての一人暮らしも伏見区内のアパート。4階建ての4階。エレベーター無し。階段がめっちゃ狭くて、洗濯機を買って搬入してもらう際に「何とかならないんすか!!」って、ヨド⚪︎シの搬送担当の方に怒られた。いや僕に言われましても……。
それはそうと先日所用があり、その伏見区に行ってきた。駅で言うと「近鉄・桃山御陵前」〜「京阪・中書島」あたりのエリア。用事が思ったより早く終わって時間ができたので、久しぶりにその辺を散歩してみることに。
「近鉄・桃山御陵前」すぐ近くから延びる「大手筋商店街(今時珍しくシャッター街にはなっていない)」を通り抜け、「龍馬通り商店街」へ。
この近辺には「寺田屋」という、かの坂本龍馬が襲撃を受けた「寺田屋騒動」の現場となった船宿があるのだ(トップの写真)。建物自体は建て直されているものの、今はちょっとした観光スポットになっている。それにあやかって、付近の通りも「龍馬通り商店街」という名前で整備されているのだ。筆者が10代の頃は普通に寂れていて、こんな感じじゃ無かった気がするんだけど。
件の「寺田屋」前は、昔通勤の際に毎日通っていたので筆者にとっては特に珍しくもないのだが、「龍馬通り商店街」から続くエリアをきちんと散策したことはなかったので歩いてみる。
ちなみに伏見は「月桂冠」や「黄桜」など本邦を代表する酒造メーカーが並び立つ、日本酒の名産地でもある。時間は夕刻。安居酒屋でもあれば一杯飲んで帰ろうかな。
「龍馬通り商店街」から「京阪・中書島」方面へ向けてトボトボと進んで行くのだが、おい、どこもかしこも小綺麗になってやがるなぁ!! 観光客の皆さんが喜びそうな店ばっかりじゃねーかよ!! 地元民が行くような小汚いやっすい飲み屋は全然ねーじゃねーかよ!! どーなってやがんだオイ、一丁前に「観光地」してやがるぜ!!
結局「京阪・中書島」まで、ただ歩いて終了。誰かと一緒なら入ってみたいお店はいっぱいあったのだけど、いかんせん一人だったのでコンビニで缶チューハイを買って飲んだ。
とは言え、1時間くらい歩いてみたものの「ザ・観光客」という人は、ほぼ皆無。平日だったこともあってなのかもしれないが、やっぱアレかぁー、「京都観光」という括りで伏見区内を訪れるなら、せいぜい「伏見稲荷大社」くらいかぁー。それよりも結構南に位置するこのエリアまで来る人はいないかぁー。せっかく頑張って整備したのにね……元地元民として悲しくなるわ。
現状、京都の各観光名所はどこに行っても人で溢れかえっている。「京都の観光地ならほぼ制覇したぜ」という方、ぜひ一度「伏見」を訪れてみてはいかがだろうか。空いているぞ!!
お酒(日本酒)が好きな方には特にオススメです。
琵琶湖疏水。整備されているけど、誰も居やしねぇ。
「十石船」もあるよ。営業してなかったけど。
めちゃめちゃ筆者好みの「ザ・町中華」。入ろうか散々悩んだけど、お腹は全く空いてなかったので断念。