食欲の秋到来! あの「bills(ビルズ)」の2024年の秋/冬メニューが10月8日(火)から提供開始! 「おなすい大臣」と「bills 大阪」にて実食レポートだ!|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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食欲の秋到来! あの「bills(ビルズ)」の2024年の秋/冬メニューが10月8日(火)から提供開始! 「おなすい大臣」と「bills 大阪」にて実食レポートだ!

カテゴリー : 大阪グルメその他レポート

2024. 10. 12 Sat

急に冷たい風が吹き出した今日この頃。秋だ! そう「食欲の秋」の到来である。食べたいものが多すぎるこのシーズン。食に関する誘惑は多いが、ただただお腹がいっぱいになればいいってもんではない! 「どこで、何を食べるか」、これが大事で悩ましいところ。「どこかちょっと良いお店で、美味しいものを食べたいけどなぁ〜、どこが良いかなぁ〜」とお考えの皆さまに朗報!
10月8日(火)から、あの「bills(ビルズ)」が「AUTUMN/WINTER 2024 MENU」をスタートしたぞ!

言わずと知れたオーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills(ビルズ)」。「世界一の朝食」「King of Breakfast」や、「世界一の卵料理」とも称される逸品を提供する同店では、年に2回のメニューチェンジを行なっている。今年の秋/冬新作メニューのテーマは「ボーダレスな冬の食卓」。海外の定番メニューをbills流にアレンジし、これからの季節にピッタリのラインナップが用意されているという。
この多様性の時代に「ボーダレス」を謳うからには、それ相応の工夫が凝らされていることだろう。以前「SPRING/SUMMER 2024 MENU」の開始時にも数々のバラエティーに富んだ品々を実食レポートさせていただいたが、果たして秋/冬メニューでは一体どんなメニューが展開されるのだろうか?

そんなbillsの「AUTUMN/WINTER 2024 MENU」を、今回も筆者(子守)と「あの人」が一緒に実食レポートいたします!

やってきました「bills 大阪」

というわけでやってきたのはLUCUA 1100(ルクア イーレ)7階の「bills 大阪」。再開発が進む梅田エリアでも、JR大阪駅直結なので場所も分かりやすく、迷うことはないだろう。

オシャレなショップが立ち並ぶ一角にある「bills 大阪」。ラグジュアリーさもありながら、カジュアルで心地良い店内は、とてもリラックスできる空間。スタッフの方に席へ案内していただくと……早速今回の新メニューをいただくことに。 おおおお〜テンション上がってきた〜っ!

スパイスぺアーベリー二

まずは食前にドリンクから。お酒が大好きな筆者は食前酒をいただくことに。もちろんお酒が飲めない方もご安心ください。今回も一緒に来てくれた、お酒が飲めないこちらの方は……。

「おなすい(お腹が空いた)大臣」ことギターポップバンド「spaghetti vabune!」のギター・ボーカル、ケージさんだ! おなすい大臣はお酒が飲めないので、ノンアルコールタイプのドリンクを注文。
今回も、おなすい大臣と二人でリアルな感想をお届けするぞ!

おなすい大臣が注文したのはスパークリングワインの代わりにスパークリングウォーターを使用した「スパイスぺアーベリー二」のソーダバージョン。

おなすい大臣:あっ美味しい! ソーダなんだけど、炭酸がきめ細かくて、そんなに強くないのが良いね。梨かぁー、これ。梨の味がしっかりするね。

ーこっちのお酒も単なる「ジュースで割った」ってだけじゃなくて、ちゃんと果肉の感じが残っていて美味しいです。甘すぎないで、ちゃんとスパイスの香りもしますね。

おなすい大臣:お酒が飲めない人間からすると、ソフトドリンクが「大人の味」っていうのは嬉しいね。普通のお店だとジンジャーエールで我慢してるからねー。

焙じ茶ポリッジ – ジンジャーポーチドペアー、ピスタチオ

さて、いよいよお料理の登場。ポリッジ(お粥)とは、オーストラリアをはじめ海外で冬に食べる朝ごはんとして愛される、定番のブレックファストボウルとのこと。

おなすい大臣:思ったより甘い! でも焙じ茶が入ってるから和菓子っぽい感じがする。朝ごはんに良いなぁ、このくらいの甘さは。ピスタチオが合わさって、甘塩っぱいのが美味しい。

ー風邪を引いた時とかに食べると体に良さそうですね笑 腹持ちも良さそう。

おなすい大臣:焙じ茶が入るだけで和風になってるの、すごく不思議だなぁ? いろんな味が入っていて美味しい! 「お粥」っていうと、シンプルすぎて食べてて飽きることがあるけど、これは飽きないねー、美味しく全部食べられるよ。

ストラッチャテッラ、チコリとフェンネルのサラダ、ケッパーとミント/自家製パレオブレッド

「ストラッチャテッラ」というチーズをベースにしたサラダに、billsの自家製パレオブレッドが添えられていた。

おなすい大臣:このサラダ美味しいっ、美味しいこれー! 爽やかー! この「ストラッチャテッラ」ベースのソースがまた、ヨーグルトともマヨネーズとも違う感じで。

ーチーズ自体はまろやかでコクを感じるんですけど、トッピングのケッパーの酸味と合わさってちょうど良いですね。このサラダもですけど、やっぱりbillsはハーブ系の料理が美味しいなぁ。パレオブレッドはどうですか?

おなすい大臣:初めて食べたよ、これ。パン? すごく香ばしいっ。美味しい。穀物食べてるーっ! って感じ。

ーちょっと「焼きおにぎり」みたいな感じもしますね笑 いやもう、朝ごはんにコレ一皿食べたらカンペキですね。

ヴィーガンオーツミルク抹茶フラッペ/ジャスミン サケ ハイボール – ハウス日本酒、バッファロートレース、ジャスミン、アップル、柚子、ソーダ

食中のドリンクに「ヴィーガンオーツミルク抹茶フラッペ」をゴクリと飲む、おなすい大臣。

おなすい大臣:あ〜美味しい。全然苦味はないんだけど、しっかり抹茶の味がする。こういうのって変に甘くてクリーミーだったりするのが多いけど、甘すぎなくてメチャクチャ飲みやすい! これなら料理とも合うね。

ーハイボールも、「安いハイボール」だとアルコールの香りがキツいことがあるんですけど、これはそういう臭みがなくて飲みやすいです。日本酒は「bills house 日本酒」を使っているんだとか。すごくサッパリしててゴクゴクいけてしまうので、お酒が弱い人は逆に気をつけた方が良いかも笑

グリルドフラットブレッド – ひよこ豆、発酵パンプキン

おなすい大臣:美味しいー。「フラットブレッド」ってイーストとかで発酵させないパンだよね? ピザの生地みたいな感じ。これだけでも美味しいけど、カボチャの甘みも良いな。

ーカボチャのペーストは優しい味ですけど、「フラットブレッド」の表面に少し塩気のあるバターが塗られていて、パリッと焼かれているんで、それとすごく合いますね。

おなすい大臣:シンプルに見えて手が込んでるよね!

白いんげん豆とトマトのブレゼ – グリルドグリーンズ、ローストパンプキンシード

おなすい大臣:これも美味しい〜。これは塩、コショウもしっかり効いていて味にパンチがあるね。

ーニンニクの風味も効いていて、ここまで優しい味の料理が続いてましたけど、これは結構ガツンっときますね。

おなすい大臣:そうか、ガーリックのパンチかぁ、これ!

ー見た目はちょっと「中華料理っぽい」見た目ですけど、この緑の野菜はなんでしょうね? 歯応えがしっかりしてて、味はブロッコリーの茎の部分に似てますけど……(スタッフの方に質問)。へぇー、この野菜は「カイラン」っていうんですって。「カイラン」をスマホで検索してみたら、中華料理でよく使われる野菜だそうです。「チャイニーズケール」とも呼ぶんですって。やっぱりブロッコリーと同じアブラナ科の野菜だそうで、どうりで味も食感も似てる!

おなすい大臣:なるほどなぁ。スープなんだけど、今日食べた中で一番パンチの効いた味だね。ちょっと意外だけど美味しい!

ブロッコリーニとカーボロネロのリガトーニ – ほうれん草とレモンのピストー、フレッシュリコッタ

こちらは世界的にもトレンドになりつつある「ヴィーガンパスタ」。ショートパスタのリガトーニが使用されている。今回いただいたものは通常のリコッタチーズ、パルメザンチーズのものであるが、ヴィーガンの方向けにチーズの代替品「ニュートリショナルイースト」も選べるとのこと。

おなすい大臣:パスタすごい美味しい、なんだこれは!? さっきのスープと違って、これはまた優しい味なんだけど、旨味がすごい。ヴィーガンにも対応可能ってことは、コンソメとか出汁とかも入ってないハズだよね? この旨味はどこから来るんだろう?

ーいわゆる「ジェノベーゼ」のような味ですよね。確かに強い味ではないですけど、しっかりした美味しさですよね。レモンの風味でサッパリはしてるんですけど薄味なわけじゃなくて。不思議。

おなすい大臣:植物系の物だけで、こんなに旨味が出るんだねー。クリーミーで野菜の甘みもあるし。具材もしっかり入っているから全く物足りない感はないね。

ー僕はもう腹パンです……。

そんなわけで一旦デザートを除く全ての料理をいただいた筆者とおなすい大臣。今回もおなすい大臣からは、全メニューで「美味しい」発言をいただいたわけだが、ここで我々は重大な事実に気が付いた!!

ーあれ? 今日食べた新メニューって「肉」も「魚」も無かったですよね? なのにお腹いっぱいですし、充分に満足なんですけど!?

おなすい大臣:そうそう、今回は肉も魚も無かった。でも各料理いろんな食感もあるし、味も単調じゃなくて、しっかり深みもある。食べるのが楽しくなるね。豆とかからタンパク質もしっかり摂れるから、満足感もあるんだろうな。よく考えられてるなぁー。

リンゴとアーモンドの酒粕ガレット – クレームフレッシュ

最後にデザートと、筆者はアイスティー、おなすい大臣はアイスコーヒーを。

おなすい大臣:これも美味しいー。シナモンも効いていていいね。お酒はダメなんだけど、酒粕はむしろ大好き。やっぱり甘すぎないのも良いわー。

ー横に添えられているクリームもいわゆる甘ーいクリームじゃなくて、チーズみたいなコクのあるクリームですね。生地も硬いのかと思いきや適度にフワッとしてて、あのー……「めちゃくちゃ美味しいカントリーマ○ム」みたい笑

おなすい大臣:全然違うよ! 笑

食事中にはスタッフの方々にも親切に対応していただきながら、これにて「ごちそうさまでした」!

—–

さて、多種多様な味わいで楽しませてくれた、billsの「AUTUMN/WINTER 2024 MENU」。驚いたのは、やはり前述の通り今回の新メニューには「肉も魚も使われていない」という点だ。にも関わらず、なんなんだこの満足感! お腹パンパンなんですけど!?
これこそまさにbillsが掲げる「Everyone is Welcome:誰でもウェルカムなレストラン」を体現しているのだろう。ヴィーガンの方も含め、世界中の誰もが楽しめるメニューを提供しようという、billsの心意気が伺える。いやぁー、ね、何よりどの品々も普通に「美味しい!」というのがスゴい。幅広いニーズにしっかり応えるというのは、さすが世界中で愛されるダイニングである。

またこれも前述の通りなのだが、「bills 大阪」の店内はオシャレで大人っぽい雰囲気ではあるものの、格式張ったところもなく、カジュアルで非常に居心地の良い空間。「高級レストランは敷居が高いなぁ……」という方(筆者もそうだが)でも、リラックスして楽しむことができるハズ。料理も空間も、この「少しだけ特別」な感じを誰もが味わえるというのが、billsの良さではないだろうか。

ハロウィンやクリスマスなど様々なイベントもある、これからのシーズン。特別な人と特別な料理を「bills 大阪」で楽しんでみてはいかがでしょうか。今回もおなすい大臣の「美味しい!」のお墨付きだぞ!

▲AUTUMN/WINTER 2024 MENU

店舗情報

bills 大阪(大阪ステーション)
【住所】〒530-8558 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 LUCUA 1100 7階
【営業時間】月~日曜日/8:30〜22:00(ラストオーダー・フード21:00/ドリンク21:30)

Report:子守ぬけがら
X(Twitter):@miligraph

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