ボリュームたっぷりで大満足! 「ほっかほっか亭」のお弁当「スペシャルシリーズ」各種が大リニューアル! コメ価高騰のご時世で「のりスペシャル」の値段が下がるって何かのバグでは!?|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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ボリュームたっぷりで大満足! 「ほっかほっか亭」のお弁当「スペシャルシリーズ」各種が大リニューアル! コメ価高騰のご時世で「のりスペシャル」の値段が下がるって何かのバグでは!?

カテゴリー : 関西大阪グルメその他レポート

2025. 06. 16 Mon

昨今、ご存知の通り「コメ」が高い!! コンビニのおにぎりですら100円では買えないこの時代、もはや嗜好品かと思えるほどのコメの価格である。政府による「備蓄米放出」が始まり、各ニュースでも話題にはなってはいるものの、以前のように気軽に美味いコメが買える日はいつ来るのだろうか? かく言う筆者(子守)は、格安のパスタやオートミール等で糊口を凌ぐ毎日だ。あーー、たまには腹いっぱい美味いコメが食いてぇなぁーーーーー!!!

そんな筆者と同様のコメ飢餓民の諸君、朗報だ! コメと言えばお弁当、お弁当と言えば「ほか弁」。持ち帰り弁当界のパイオニアにして、大阪に本社を置くあの「ほっかほっか亭」が、この度お弁当ラインナップの中から「スペシャルシリーズ」を大リニューアル(2025年6月1日〜)! コメに限らず何かにつけて物価高、容器の細工で「カサ増し」が横行するこのご時世、その最中なんとさらにボリュームアップまで果たしているとのことで、腹ぺこキッズは大歓喜だろう。とは言え、繰り返すようだが「コメ価高騰」の今、果たしてそんなウマイ話があるのかぁ?

というわけで、大阪・梅田某所にて、ほっかほっか亭の「スペシャルメニューリニューアル」メディア試食会にお邪魔してきたぞ!

お腹いっぱい食ってくれ!「ほっかほっか亭の逆襲」!

席に案内され、まずは「ほっかほっか亭」各役員の方々から、今回の「スペシャルシリーズ」のリニューアルに関するご説明を拝聴。取締役経営企画本部本部長 飯沼俊彦さん、取締役商品本部本部長 佐藤健輔さん、商品本部メニュー開発部メニュー開発課課長 伊藤智子さんが登壇し、「ほっかほっか亭」の取り組みや、この度のリニューアルについてお話ししてくれた。

キーワードは「ほっかほっか亭の逆襲」!!

特に「令和の米騒動」とも言われるこの現状においても「ほっかほっか亭」は国産米にこだわっており、玄米の状態で購入し自社で精米、各店舗で炊き立てのご飯を提供しているという。コメ価高騰の折、この企業努力は相当なものだろう。で、この苦境もあってのことか、今年のエイプリルフールでは「ほっかほっか亭」のSNSがプチ炎上してしまった(詳細はググってください)わけだが……それも、これほどまでのコメに対する思いがあってこそ。みんな、寛容な心で受け止めてね……。

さらに今回のメニューリニューアルの具体的な内容に触れると、おーーーい! みんなー! 「えびフライ」が復活したぞーーー! 昨年のリニューアル時に「スペシャルシリーズ」から姿を消したえびフライが、お客さんの要望を受けて再登板! えびフライは良いよな、スペシャルな気持ちになるもんな。
この上、新たにおかずとして加わったのが「ニラ玉」。お弁当としてのボリュームアップに貢献すると共に、栄養面も考えられているという。ありがてぇ〜。

とにかく「ほっかほっか亭」は、このコメ不足+物価高騰で苦しい最中、みんなに「腹いっぱい」ご飯を食べさせようとしているのだ! 「スペシャルシリーズ」のリニューアルは、時代に抗おうとする「ほっかほっか亭」の意地。逆襲のはじまりだぁ〜!

いよいよ実食! これぞ元祖の味「のりスペシャル」!!

……といったお話を聞いていると、当然お腹も空いてくるというもの。時間はちょうど昼食どき。この日は実際にリニューアルされたお弁当を食べる機会をいただいたぞ! 「のりスペシャル」「しょうが焼スペシャル」(詳細は後述)の2種類から選べたのだが、ここは「のりスペシャル」一択。筆者は元来「のり弁」が弁当界で一番好きであるのに加え、「ほっかほっか亭」と言えば「のり弁の元祖」だ。家庭のお弁当でも定番だった「のりおかか弁当」(かつおぶしをごはんの上に乗せてしょうゆをかけ、海苔を乗せたもの)を元に、試行錯誤の末、今や「のり弁」の定番となった「白身魚フライ」をおかずとして採用したのだとか。現在の形の「のり弁」生みの親こそ「ほっかほっか亭」なのである。知ってた?

こちらがリニューアルされた「のりスペシャル」!!
スペシャルなのでおかずも盛りだくさんだが、ご飯の量もしっかり(海苔に隠れているが)。当然ご飯はのりおかか。加えて上記の写真をよくご覧いただきたいのだが、この海苔、切れ目が入っているのだ。一般的なのり弁を食べる際に頻発するのが、お箸で海苔が切れずに丸ごと一枚ペローンと剥がれてしまう問題。この「のりスペシャル」なら海苔も切りやすく、ご飯+海苔のペース配分も万全だ。さすが、のり弁の元祖ならではの行き届いた配慮!

それではいただきましょう。まずは定番、筆者の好物でもある「白身魚フライ」から一口。身はふっくら肉厚、衣がサクサクで、これぞまさに理想の「白身魚フライ」。ちなみに数ある他社の「のり弁」にはタルタルソースが付いていることが多いが、「ほっかほっか亭」では「マヨしょうゆ」が付属。甘味もあってまろやかな「マヨしょうゆ」は、フライに合うのはもちろん、ご飯が進む。「揚げ物はソース派」の方も「オリジナルソース」も添付されているのでご安心を。

その他のおかずのラインナップは、前述した通り復活した「えびフライ」に、こちらものり弁の定番「ちくわ天」「きんぴら」(甘辛のきんぴらものり弁には欠かせない!)。その下には、あるとちょっと嬉しい「パスタ」「ブロッコリー」「ポテトサラダ」に加え、さらにボリュームを与えてくれる「ポークウインナー」「コロッケ」。そして、今回の「スペシャルシリーズ」リニューアルの目玉でもある「ニラ玉」だ。ただでさえパワー系のおかずラインナップに新たに追加された、この「ニラ玉」。写真だと隅っこにちょこんと入っているだけのように見えるかもしれないが、実際に食べてみると想像以上のニラ量! 味が美味しいのはもちろんだが、一度にこれだけのニラを摂取したら、エナジーチャージもバッチリだろう。
豊富すぎるくらいのおかずのバラエティーと量なのだが、ご飯もふんだんなため、ライスマネージメントも完璧。「のり弁」と言うとシンプルで物足りないイメージを持たれる方もいるかもしれないが、「ほっかほっか亭」の「のりスペシャル」は大満足のボリューム弁当だ! ごちそうさまでした。

おまけにもう一つ、重要なニュースが! 何とこの「のりスペシャル」、今回のリニューアルにあたって従来の価格より30円お安くなっているというのだ(税込790円 ※西日本価格)。何度も繰り返しになるが、コメ価高騰の現状で、こんなことがあり得ますか!? ボリューミーで満腹になれる上、よりリーズナブルに食べられるなんて……みんなー、「ほっかほっか亭」の方角に向かって敬礼!

他にも多彩なラインナップ「スペシャルシリーズ」!

リニューアルされた「スペシャルシリーズ」は、「のりスペシャル」以外にも多彩なラインナップが用意されている。
中でも注目は、新たに「スペシャルシリーズ」の仲間入りをする「しょうが焼スペシャル」(税込890円 ※西日本価格)。こちらの「しょうが焼」は、あの人気YouTuber・料理研究家のリュウジ氏とのコラボで開発されたもので、「しょうが焼スペシャル」はレギュラー弁当の2倍量のしょうが焼が入っているという、ワンパクな一品。しょうが焼とご飯の相性は言わずもがな。ガツガツいきたい方には是非オススメだ!

他にも「唐揚スペシャル」(税込790円 ※西日本価格)、「チキン南蛮スペシャル」(税込890円 ※西日本価格)、「牛焼肉スペシャル」(税込1,040円 ※西日本価格)、「とりめしスペシャル」(税込880円 ※西日本価格)、「目玉焼きハンバーグスペシャル」(税込910円 ※西日本価格)、「シャケスペシャル」(税込960円 ※西日本価格)といった、充実のメニューたち(詳細は「ほっかほっか亭 スペシャルシリーズ」特設ページをご覧ください)。
いずれも文句なしの内容・ボリュームで、もう毎日「ほっかほっか亭」の「スペシャルシリーズ」で良いのでは?

何かのバグかと思ってしまう、今回の「スペシャルシリーズ」のリニューアル。このタイミングでの「ほっかほっか亭」の企業努力には頭が下がるばかりである。
昨今のコメ事情でお困りのみんなーっ、「ほっかほっか亭」のお弁当で、お腹いっぱいご飯を食べようじゃないか!!

▲「のりスペシャル」になってきました。

Report:子守ぬけがら
X:@miligraph

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