「183曲を唄ってみて、」【SSWアキラのアキラめない日々:49】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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「183曲を唄ってみて、」【SSWアキラのアキラめない日々:49】

2024. 04. 26 Fri

どうも皆様おはようございます。
またはこんにちは、こんばんは。
シンガーソングライターのアキラです。

アキラ情報。詳しくはX(旧Twitter)をチェック。
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https://twitter.com/akira_utauhito

少しお久しぶりになってしまった。
忙しいのは良いことなんだけども、その分のタスク管理を疎かにしてはいけないなぁと痛感。ちゃんと自分に言い聞かせながら頑張ろう。

さてさて、先日開催されましたのはこちら。

3年前は7時間70曲。
2年前は12時間126曲。
去年は15時間148曲。

3周年の時から始めたこのイベント。初回は感染症蔓延真っ只中だったために、配信のみだった。そこからお客様の来場ありになり、諸事情により会場が変わったりしながらもどうにか続けてきた。

そもそも、ライブミュージシャンで70曲以上のセットリスト組んだことある人って、いる?まぁなかなかに稀な存在なのではないかと思う。

そして今年は、

「1日ではどう考えても無理!お客様もしんどい!」

ということで、2日間に分けての開催。

結果、
【イベント計23時間で183曲。】

いやぁ…すごいライブだった…。
スタッフもお客様も私自身もぐったりである。

もちろんこのイベントに関しては、賛否両論あると思う。「わざわざしんどいことする意味がわからん」とか「長時間過ぎて会場に行きづらい」とか。

現実的に、後半になるにつれ声は枯れるし指の痛みでギターは粗くなるし、単純に楽曲のクオリティーは下がってくる。さらに、あまり大きい声で言うことではないかもしれないが、スタッフも私自身も見合った収入にはならない。

なぜやるのか?
答えは単純。誰もやらないからである。

だって、そんな馬鹿なことやってるやつって、なんかちょっと気にならない?私は自分が「これをやったらおもしろい」と思うことをやりたいし、自分の満足や充足や達成感を求めたい。もちろん、それだけではいけないのは重々承知のうえであるが、このイベントに関して「だけ」言うのであれば、もはやこれはただの自己満足である。誰もやらない、やれないことをやりたいというエゴである。

それでもたったひとつだけ。なにかが褒められるとするならば、それは曲数の多さでも体力でもなく、精神力だと思う。

一度やると決めたから。ただそれだけの理由で最後まで走りきれる人は、意外と少ない。ありきたりな言い方をすると、「自分自身との戦い」である以上は、止めるも逃げるも自由。誰になにを言われるでもない。

しかしそれを走りきった後の達成感は、走った人にしかわからない。自分が悩んだり落ち込んだりしんどかったりした時に、「心の拠り所になるエピソード」として生きるということも、やり遂げた人にしかわからないのである。

自分自身がそうであるから、誰かにシンパシーが届くと信じて唄い続けている。

会場にいて全力で見届けてくれたお客様も、痛む体を無理やり伸ばしながら働いてくれたスタッフも、全てをひっくるめて今の私がいる。

何度でも言おうじゃないか。

今日も全力で、

夢の続きを見に行こう。

読んで下さりありがとうございました!
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アキラ

文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
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