どうも皆様おはようございます。
またはこんにちは、こんばんは。
シンガーソングライターのアキラです。
今回の記事は、できれば前回投稿分と合わせて読んで頂きたい。
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さて、前回は「空はまだ遠くにある」という昔々、古の時代に書いた短編小説を加筆修正して公開したわけだが、いかがだっただろうか。
大丈夫。わかってる。皆が言いたいことは痛いほどわかってる。自覚してる。
正直に言おう。私は痛感したのです。
「好きだけじゃダメだ」と。
いや、こういう言い方をすると少し語弊があるかもしれない。
そうじゃないの。そうじゃなくてさ、
自分が書いた文章を改めて読んで思うのである。
なんというかこう、足りなさというか拙さというか。
もちろん趣味嗜好なんかは話が違う。年齢や性別に囚われずただ「好き!」という感情のみが原動力でまったく問題はない。むしろ、四の五の考えるよりもその方がいいと思う。誰に文句を言われることもない。
しかし。しかし、である。
「仕事にしたい」とか「誰かに届けたい」とか考えるのであれば、それは話が別。悲しい事実かもしれないが、ただ好きなだけではダメなのである。
漫画を描く。小説を書く、曲を書く。どんな創作も一緒だと思うが、もちろん「それ自体が好きである」ということが大前提だ。大概の人は、まずそこがスタートラインのはず。
初めは余暇時間を使った趣味活動から始まり、そこから少しずつ活動の幅が広がって、やがてプロになりたくてそれでお金を稼ぐ道を進もうとする。
まぁ動機や道順なんかはいろいろあるかとは思うけれど、それが王道ルートなのではなかろうか。
ただ、そうなった時点でまず間違いなく「自分ではない第三者」の評価が必要になる。自分自身や作品に値段をつける人がいなければ対価が得られないのだから、それはもう当たり前である。
ならば、自分の「これが好き」という感情や「これをやりたい」という意欲のみでは、当然成り立たなくなってくる。
週刊少年ジャンプで連載されている漫画「ワンピース」の中で、
「優しいだけじゃ人は救えないんだ。人を救いたきゃそれなりの知識と医術を身につけな。腕がなけりゃ誰一人救えないんだよ」
というセリフが出てくるシーンがある。
劇中では医療の話であるが、これはどんな職種にも通づるものがあると思う。
「誰かのためでありたい」と願えば願うほど、そのためには知識と技術が必要で、さらには知名度や拡散力が強く関わってくる。
音楽の世界であれば、作詞のための文章能力であったり、作曲のための音楽知識であったり。自分の曲を聞いてもらうためのライブパフォーマンスだったりネット事業のお勉強だったり。
そうした、ベースとなる技能の練習と習得の上で初めて誰かに聴いてもらえる環境が整う。長い年月をかけた後、そこでやっと評価してもらえる対象に観てもらえるわけだ。
言葉にすれば簡単かもしれない。しかし、それをずっと胸に留めて自己研鑽を続けるのは、実はちょっと難しい。
まだまだ道半ばだからこそ、いや、歩き出してすらないかもしれないからこそ、自身に足りないものを見つめ直す時間こそがもっとも重要で、もっとも必要なことなのだと思う。
喉の不調が続いている今、私は強く想う。
唄うことが好きで、曲を書くのが好きだ。
だからこそ認めてほしくて、たくさんの人に聴いてもらいたい。
好きを続ける努力は、惜しまずに続けてきたから。
だから、今日も全力で、明日も全力で、これからもずっと全力なのである。
私はたぶんずっとそうしていくから、「アキラの音楽が好き!」も全力でぶつけてもらえると嬉しいのである。
あるったらあるのである。
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文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
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