蔦江タイチのカシス・オ・コラムーーー!!
どうもみなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
さぁ、はじまりました『蔦江タイチのカシス・オ・コラム』。
さてさて、先日10.4(水)に出演させていただいた『シン・番組』という配信番組で「シン・蔦江タイチpresents 「日記系エッセイ」の魅力!特集!」というテーマでしゃべらせてもらったんですが、
今回のカシス・オ・コラムも、番組内で紹介させてもらった、僕の持ってる「日記系エッセイ」(日記系エッセイって何かについては動画を観てください)の書籍8冊をあらためて紹介したいと思っております。今回はその第6回!今回も1冊紹介します。
どんな番組なのかについては以前の記事ep.24と、番組のアーカイブを以下のサイトからご覧いただけますので、ぜひ観ていただけるとうれしいです!
↓
https://networks851.com/bbcc/
では、はじめていきましょう。
⑦『ビロウな話で恐縮です日記』(三浦しをん)
この本は、直木賞作家の三浦しをん先生の日記系エッセイでございます。
三浦先生の作品は小説は何作かしか読んでないんですけど、『船を編む』がすごく好きなんですよー。あとは『きみはポラリス』も好きですね。読んだことない方はぜひ読んでみていただけたらと思います。
で、一方、エッセイは結構読んでいて、『しをんのしおり』『人生激場』『夢のような幸福』『乙女なげやり』『桃色トワイライト』『三四郎はそれから門を出た』は読んでますね。
でね……どれもこれもめっちゃ面白いです!!!
今回はそのエッセイ群の中から、一番日記系エッセイの度合いが強い『ビロウな話で恐縮です日記』を取り上げます。
三浦先生の日記系エッセイの最大の特徴として僕が思うのは「小説の作風と全然違う作風」です。
過去このコラムで取り上げた日記系エッセイの作者の作風は、だいたい小説などの作風と感じが似ていることが多かったのですが、三浦先生は全然違うんですよね。
三浦先生の小説の語り口って真面目というか、抑制が効いていて、読みやすく面白いというイメージなんですけど、エッセイは違うベクトルで面白いんですよ。
その違うベクトルって何かというと、ご自分の好きなマンガ、演劇、俳優、映画、ドラマなどのカルチャーへの愛があふれる様子が、饒舌に魅力的に描かれるんですよね。言い換えれば、『オタク』であることの喜びや楽しさがめちゃくちゃ伝わってくる文章なんです。小説の作風と違って良い意味で抑制が効いてなくて面白いんですよ。
あとはご家族がバンバン日記の中に登場してくるんですけど、そのご家族の描写なども笑ってしまうところがたくさんあって、なんかこちらも愛があふれてるのが感じられるんですよね(こちらは全然露骨じゃない書き方ですが、それはそれで良い!)。
特に弟さんとのやりとりは必見です!!
ユーモラスな筆致で笑えるんだけど、時に真面目だったりする……やっぱり直木賞作家は伊達じゃないなぁと読むたびにそのすごさに感嘆しますし、自分の文章もこんな感じで書けたら良いなって思いますね。面白くて読みやすい文章を書けるのってこういう連載などをさせてもらってる身としては大事なんじゃないかなと思うんです。だから、そういう意味でも、大好きな作品です。
今回のコラム、そして10月4日の配信を観て、ご興味を持たれた方はぜひ本屋さんで探していただいて、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
……おっと!!そろそろ良い文字数(?)になってきましたので、今回はこれくらいでおしまいにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
そして、みなさま、ぜひ蔦江タイチの情報(https://linktr.ee/tsutaetaichi)もキャッチしていただけるとうれしいです!
最後の最後にお知らせを!
直近のライブについて5本お知らせいたします。
○11.23(木・祝) @アメリカ村TOBIRA
~TOBIRA 8th anniversary +1 monthly~
『カタカナバカリ』
act:アキラ/タイチ/ヨギサネキ/ハマダタケシ/ヒカル
open18:30start19:00
charge:¥2400(1d別)
【配信】
https://twitcasting.tv/cafe_bar_tobira
【配信チケット販売ページ】
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/029e2p8jqsd31.html
出演は19:00~です!
○11.25(土)『音楽が身近にある場所vol.142』@大阪・福島アースダイバー
act:蔦江タイチ/宇佐美みお/Mifuyu
open18:30start19:00
charge:¥2000(+1order)
出演は19:45〜です!
○11.26(日) SPINIT pre. 生音ライブ『縁側レコード vol.20』@緑橋・SPINIT
act:蔦江タイチ/風芽/三田春愛
start13:30
charge:¥1000(+1d)
出演は14:30〜です!
○11.26(日)アキラ×蔦江タイチツーマンライブ『だから、必死に唄っているのです』
@大阪・福島アースダイバー
act:蔦江タイチ/アキラ
open18:30start19:00
charge:¥2500(+1order)
○11.27(月) 『So heart beat』@京橋AZYTATE
act:蔦江タイチ/古田愛弓/アキコ./名切翔輝/西岡みふゆ
open18:30start19:00
charge:¥2500(+1d)
【予約ページ】
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/022carpxrsa31.html
出演は21:20〜です!
ライブイベントのご予約は、 蔦江タイチのX(旧twitter)(https://twitter.com/kamu_kamu)のDM、リプライ、蔦江タイチ公式LINEなどからできますので、よろしくお願いいたします(11月27日の京橋AZYTATEのライブは予約ページからでもご予約できます)。
それでは、蔦江タイチのカシス・オ・コラム、次回もお楽しみにーー!
文:蔦江タイチ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
X(Twitter):@kamu_kamu
YouTube:@officialyoutubechannel8598
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