タイムマシンがあったなら【SSWアキラのアキラめない日々:11】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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タイムマシンがあったなら【SSWアキラのアキラめない日々:11】

2023. 05. 19 Fri

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さてさて、雑談の中で皆様も一度は考えたことがあるのではないだろうか?

「タイムマシンがあったなら、いつに戻りたい?」

なんて話を。

なぁんにも難しいことなんか考えずにただひたすら目の前の楽しいことだけを追いかけた中学生時代とか。

大好きなあの子と一緒にいた幸せいっぱいの初恋の時代とか。

一生忘れられない人生最大の失敗をする直前とか。

少し考えればいろいろ出てくるのでないかと思う。

私もそう。あの時ああしておけばよかったとか、あの時あれをやっておけばよかったとか。少なからずやり直したい過去なんてのは、たぶんきっと誰にでもある。

例えば、20歳そこそこの若い子たちと一緒にイベントをしたりする時や、会社員時代、入社してきた新卒の子たちを指導する時。

「若いんだから、まだまだなんでもやれるね!」

みたいな声をかけたりすることがある。

私なんかは自然と

「おじさんはね、」

と、自分のことを「おじさん」一人称で話してしまったりする。

そんな話をする時は、自分がその年齢であった時のことを重ねて、これからの未来を描いていく若者を応援したくなったりするもの。過ぎ去っていった時間は戻らないから、ほんの少しの焦燥と羨みがあったりして。

しかしそれって、いつの年齢になっても当てはまるものである。

脱サラ以前。私が新卒で入職した介護施設の施設長は90歳近いおじいちゃん医師であった。その施設長が入居者様の回診の時、体調不良を訴える人に対して

「大丈夫だよ、僕より若いんだから」

と言っていったのを今でも忘れない。

つまりはそういうこと。

30代から見れば20代は若いかもしれないけど、
40代から見れば30代はまだまだ若い。
80代から見れば50代はまだまだ子どもかもしれない。

今日の自分は、
今までの人生の中で最高の経験値を持った、
これからの人生の中で最も若い自分なのである。

だから、年齢なんて関係ない。
なにをするにも、なにを始めるにも遅いことなんてない。

どんな過去があって、例えそれが忘れることのできない後悔の思い出であったとしても、それら全てを積み重ねた結果の「最高の自分」なのだから。

「やり直したい過去」があったとしても、それをやり直さず乗り越えてきたからこその「今」である。

私は、口では自分のことを「おじさん」だと言うし、「若いっていいね」みたいな話をする。

しかしそれは、自分が劣っているからという意味ではない。

ただ現実的に、「若いほうがチャンスが多い」という話と、「実年齢的にはおじさん」という事実の話をしているだけである。
だから断じて、ネガティブな話をしているわけではない。

結論。
私は、昔に戻りたいなんて思わない
悲しさも悔しさも後悔も全部全部ひっくるめて、

いつだって、今日、今この瞬間が
最も輝いている自分であると胸を張って生きていきたい。

私はいつだってそう思っている。

さて、そんな話をいろいろ踏まえた上で、

「タイムマシンがあったなら、いつに戻りたい?」

読んで下さりありがとうございました!
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アキラ

文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
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