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最近自分の中でものすごい心境の変化がありまして。5thワンマン「原点回帰〜As one〜」が近付いているから、というのもあるかと思いますが。
そうよ！もう来月なのよ！
会場でお待ちしておりますわよ！
詳しく話すとちょっとややこしい話になるし、全部話すと音楽活動の根幹にハテナが浮かぶような誤解を招くかもしれないから全部は言わないけれど、兎にも角にも「自分がワクワクしよう」という気持ちがより一層強くなったのである。
すでに言い方に語弊があるかもしれんな…
なんというか、文章でうまく説明できる気がせんのです。今は深く考えんでくださいな。
もちろん今までも、「自分にとって価値があるもの」と「自分がワクワクできること」に全力を尽くしてきた。これはもう、間違いないと思う。しかし、それだけではいられないことも山程あって、それらに気を取られることが多くなったのも事実である。
例えるなら。
「野球がしたい！」と思った球技ど素人のアキラさんが、野球を始めたとする。すぐに試合がしたいのだけれど、そもそもバットでボールを打てなきゃ話にならないし、外野でボールをキャッチできなきゃ試合なんてできるわけがない。だから、バッティングとかキャッチボールとか、まったく初歩の初歩の基礎練からスタートする。なんだけども、
「あ〜、キャッチボールしんど」
「バッティング練習疲れた…」
と、いうような感じ。
なんというか、要はゴールを見失っていたような気がするのである。
「え？試合をしたくて練習してるんじゃないの？」
的な。
前回放送のラジオで似たような話をしたと思うが、「なぜこれを頑張るのか」「この努力は何に続いているのか」がわからなくなると、目の前の「しんどい」にばかり気を取られて、先に進む気力がなくなってしまう。いや、気力どころの話ではない。だってそもそもゴールを見失っているのだから。
だからこそ、自分の歩きたい道を考えるよりも、どこに行きたいかを考えることが大事だなぁと最近強く思うのである。
ここのところ私は、
「目の前の道を如何にして歩き続けるか」
ばかりを考えていたような気がする。もちろんそれも大事なんだけれど、
「どこに行きたくて、自分はこの道を歩いているの？」
と自問自答しながら歩いて行く。辿り着いた先の風景とか達成感を想像しながら。だからワクワクできる。そんな気持ちを忘れていた気がする。
以前の自分は当たり前にそんなことを考えていた。なんで忘れてたのかなぁ。
「現実」というやつに息苦しさを感じて、リアリストを気取って生きることが成長だと言うのなら、そんな縮こまった生き方をする為に脱サラしたんじゃない！と声をあげたくなる気分である。
これはきっと、音楽だけでなく人生の様々な場面で応用が効くのではなかろうか。
自分の努力は、なにに繋がっているのか。
まだまだワクワクできる。
僕もあなたも。
まだまだワクワクしてほしい。
どこへだって行けるのです。
進む意思さえあるのなら。
あなたは、どこに行きたい？
想像しながら、一緒に歩いて行こう。
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文：アキラ（大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック！）
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