写真は激シブ書体の美容室の看板(セツコの文字がカッコいい)なのだが、先日4月10日は「フォントの日」だったらしい。知らんかった。筆者(子守)はデザイナーという職業柄、フォントに関しては色々思うところもあるので、今回は珍しく真面目な内容になるかもしれない(ならないと思う)。
そんな今週のQ-WEST編集後記。
昨日(2024.043.13)までに更新した記事は……
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以上11記事。まだご覧でない方は、上記リンクから是非ご一読のほどを。
さて「フォントの日」。
前述の通り、筆者は仕事の都合上、おそらく一般の方々より多くのフォントをPCにインストールしている。フォントというのも昔はパッケージ買い切りだったものの、今は時流の流れもあるのかサブスク型。定額使い放題ということもあり「ちょっと良いかな、使うかな」というフォントをとりあえずインストールしていたりする。
さぁ「選べる(使える)フォントの数が多い」というのは果たして便利でしょうか?
これがね、案外そうでもない。実際の制作物で頻繁に使うのは、せいぜい5〜10フォントくらいか。可読性とか、使い勝手の良さとか、個人的に気に入っているとか、そういうのがあるので、実際に使用するフォントってのは、そんなに多くない。大半のフォントは滅多に使わない。
んで、そうなると実際に制作作業をしている時に、使いもしないフォントが無数に出てきて、その中からお目当てのフォントを探し出すという無駄な手間が発生するわけです。使いてぇーのはこれじゃねぇーんだよ、っていう。
「もう使わねーな」と思ったフォントは消す(フォント断捨離)なりすりゃいんだろうけど、つい「いや、どっかで使うかなぁ〜」と思って残してしまう。特に、最近のサブスクでインストールしているフォントなら一度消しても、また使いたい際には再インストールすれば良いだけなんだけど、むかーし、いにしえの時代に拾ったフリーフォントとか、買い切りで入手したフォントとか、今や二度と手に入らないであろうフォントもあったりする。消せねぇ〜。
というのはまぁ職業柄仕方ないとして、逆にデザイナーだからこそ思うこともある。
最近は色んなデザイン系のスマホアプリやWEBアプリなんかがあるので、インディーズのアーティストさんなんかは、デザイナーに依頼せずに自身でフライヤー画像を制作してSNS等で使用しているのをよく見かける。YouTubeとかの動画上のフォントなんかもそう。
そういうのを見ると、いやねぇ「そのフォント、違うと思うよ!!」ってことがよくある。端的に言うと「ダセェ!!」。
「神は細部に宿る」などと言うけども、フォントが合ってないだけでダサくなってしまっているのが、どーしても気になる。自分たちでは納得しているのかもしれないけど、うわぁ、もったいないことしてるなぁ……と。
などと、なかなか「フォント」というものは意外に扱いが難しい。凝り過ぎてもダメだし、気にしなさ過ぎるのもダメ。
ねぇー、最近発達著しいAIがさっさと更に進化して、完璧なデザインを上げてくれるようになりゃ良いのに。そうなると筆者は仕事を失うことになりますけど、まぁその時は畑を耕したり、魚を獲ったりしたいと思います。今より人間らしい暮らしができるのでは。
そんなこんなで来週のQ-WESTもよろしくお願いします。