「だから今日も全力で」【SSWアキラのアキラめない日々:21】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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「だから今日も全力で」【SSWアキラのアキラめない日々:21】

2023. 08. 04 Fri

どうも皆様おはようございます。
またはこんにちは、こんばんは。
シンガーソングライターのアキラです。

アキラ情報。詳しくはTwitterをチェック。
▼アキラTwitterアカウント
https://twitter.com/akira_utauhito

最近ず〜っと考えてることがある。
ひとつはライブのMCで話したいので、ここではひとまず置いといて。もうひとつの話をしよう。

最近なんだか昔を振り返るタイミングが多い。なんでと言われるとよくわからないけれど、なんとなくセンチメンタルな気分になることが多い。お盆が近いからかしら?

そんないろいろを振り返る中で、ふと考えた。

人生の中で、泣き崩れるほどに悔しかったり飛び跳ねるほど嬉しかったりしたことって、何回あるだろう。と。

例えば、私の中で1番悔しかったのは、島村楽器主催の全国規模コンテストライブ「アコパラ」の全国大会である。

その当時の私は、プロ野球での国家独唱を担当しラジオ番組もちょこちょこ呼ばれ、活動一年にして記念すべき1stワンマンがチケット完売で最高の結果を出し、自信に満ち満ちた状態で関西地区グランプリに輝いた。全国ファイナルは横浜赤レンガ倉庫という大きなステージで開催されたが、緊張というほどの緊張はなかったように思う。

勢いというのは侮れないもので、

「この勢いなら優勝じゃね?」

と心の中では信じて疑っていなかった。結果としてはなんの賞にもひっかからなかったわけだから、もちろん悔しかったが、敗退が決まった高校球児のように涙を流して打ち拉がれたわけではない。

喜んだことにしてもそう。1stワンマン、2ndワンマンともにチケットは完売し、3rdの江坂ミューズも4tnのプラネタリウムもたくさんの人にご来場頂き、とても嬉しかった。これまで積み重ねた溢れんばかりの感謝を込めて全力で取り組んだ集大成だったわけだが、両手離しに飛び跳ねて喜んだわけではない。

なぜか。

それはきっと、

「まだやれた気がする…」

という気持ちが、胸の何処かにつかえていたからだと思う。

全力で取り組み、最高の結果を出す。
それが目指すべき当たり前のスタイルである。

しかし今振り返ると、嬉しいも悔しいも真逆な意味ではあるが、少しだけ「全力度合い」が足りなかったんじゃないかなぁと思ってしまうのである。

これは結果論であるから、もちろん全てに全力で取り組んでいる。それでもやはり足りない時もある。

全力で悔しかったり悲しかったり。
全力で喜んだり嬉しかったり。

そうやってなにかに感情を動かせるのは、どこをどう切り取ってもマジメに限界まで努力して準備できた人の特権である。

そう考えると、自分なんかまだまだなんだなぁと思う。

思い返してみてほしい。
そんな経験って、ありますか?

あるなら、そこまで夢中になれるなにかがある時点で、あなたの人生はとても豊かだと思う。

今そんな経験がなかったとしても、いつかそんなふうに全力で取り組めるなにかに出会えるかもしれない。

全力って、素晴らしい。

だから今日も、全力で。

読んで下さりありがとうございました!
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https://twitter.com/akira_utauhito

アキラ

文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
Twitter:@akira_utauhito
YouTube:@ssw861
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