どうも皆様おはようございます。
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シンガーソングライターのアキラです。
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なんだかこう、なにもかもつまらなくなる瞬間ってやつは、なんの前触れもなく突然訪れるものだ。
たぶん、満たされないしどこか虚しく感じてしまうのは「停滞している」ということを自覚してしまう瞬間が多々あるからである。
自分自身の音楽活動を振り返るならば、特筆して前進している実感もなければ楽曲や演奏、ステージ全体のクオリティにもこれっぽっちも自信などない。
「ちゃんと満足してもらえているか」
が不安で仕方がない。だからこそ、練習も作曲も怠らない。しかし不安は尽きない、の無限ループである。結果、
「自分の音楽などなんの価値もない」
とひどく落ち込む。その落胆は、簡単には持ち上がってくれない。
だからこそ。「まだまだだ」と自覚があるからこそ前進する努力を続けることができるわけだが、人間はそんなに簡単に割り切れる生き物ではないし、モチベーションが続かないのも事実である。
そんな時には、応援して下さるお客様にひどく会いたくなる。
生きていていいですか。
唄っていていいですか。
私の声は届いていますか。
あなたの気持ちに応えられていますか。
心の傷に寄り添えていますか。
そんなことを考えながら曲を作る。
いつ届くかもわからないのに、馬鹿の一つ覚えのように私は今日も曲を書いている。埋もれてしまうかもしれないし、誰に聞かせるでもなく日の目を見ることもなくこの世から消えてしまうかもしれない。
でも、それでも。
私は今、私として生きている。
あなたがこれを読んでくれているなら、私は今もここにいる。
例え無価値な人間だとしても、私は今ここにいる。
例え、ゴミのように掃いて捨てる存在だとしても、
私は今ここにいる。
決して後ろ向きなだけではない。そういった自問自答がないのなら、成長する機会すら得られないわけで。
このままで良いわけがないしこのままで満足できるわけがないし。
だから悩むし落ち込むしもがくわけで。
今より先へ。もっともっと先へ。
次はないかもしれない。
次はライブには来てくれないかもしれない。
次の曲は聴いてもらえないかもしれない。
常に常に考える。
飽きられないように。
楽しめるように。
見限られないように。
追いかけてもらえるように。
人となにが違うのか。考えて考えて。
答えが出ないからこそしんどいわけで。
誰も私の音楽を必要としないかもしれない。
誰も私の音楽を必要としていないかもしれない。
代わりはいくらでもいるかもしれないけれど、
誰よりもあなたを想い歌っていると胸を張って言えるから。
今しかない、今この瞬間を、一緒に生きてほしい。
だから、どうか。
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文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
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