吉祥寺最強のロックンロールバンド王将&The Govʼnor Brothers (後編)【キース上岡の旅するROCKʼNʼROLL 2024/02/11】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

  • YouTube
  • Twitter
  • Instagram

吉祥寺最強のロックンロールバンド王将&The Govʼnor Brothers (後編)【キース上岡の旅するROCKʼNʼROLL 2024/02/11】

2024. 02. 11 Sun

前回、吉祥寺最強ロックンロールバンド王将&The Govʼnor Brothersの前編として結成からデビューシングルのレコ発までを紹介した。今回は後編としてデビューシングル以降の活躍と筆者のお気に入り曲を紹介したい。

2022年5月、デビューシングルレコ発で成功をおさめ、10月に入場無料のワンマンライブも開催した王将&The Govʼnor Brothers、しかし、このワンマンライブを機に初代ドラマーの塚原エイジ氏はバンドを脱退、2代目ドラマーとして小野ルイ氏が加入し、現在に至る。また、ベーシストの近藤ケンジ氏のソングライティングも増えた。2023年5月にはライブレコーディングワンマンを開催、さらにこのレコーディングを落とし込んだライブアルバム、「Live at Black&Blue」を リリース、リリースワンマンでは満員御礼の大盛況となった。ギタリストのカトキング氏と安樂将平氏のこだわりのギターワーク、そして3人それぞれのリードボーカルが武器の文字通り、吉祥寺最強のロックンロールバンドなのだ。そして彼らのホームであるブラック&ブルーの名物とも云うべきダブルネックギターも王将&The Govʼnor Brothersのサウンドにより深みを増しているといえるだろう。このダブルネックギターはブラック&ブルーで毎月第1火曜日に開催の吉祥寺家飲みセッションでも体験できるそうなので是非筆者も体験したいと思う。

ここでライブアルバム、「Live at Black&Blue」から筆者のお気に入りの曲を紹介したい。1曲目は「Oh! Show B.Goode」だ。ロックンローラーの諸氏はお気付きかも知れないが曲はチャックベリーの「Jonny B.Goode」そのままだ。しかし歌詞が王将オリジナルの歌詞、原曲へのリスペクトもありつつ、彼らのオリジナリティ溢れる歌詞をのせた「Jonny B.Goode」は必聴だ。そして2曲目は「追いかけろ」だ。こちらはFacesのOoh La Laを彷彿とさせるサウンドに載せた通りがかりの女の子に恋してしまう歌詞。男性なら一度は経験したことのある気持ちを歌う珠玉の一 曲だ。他にも60s&70sのようでありながら新しさも取り入れたサウンドに溢れた曲が満載のアルバム「Live at Black&Blue」はロックンローラーの諸氏にもロックンロールに興味のない方にもおすすめできる名曲揃いのアルバムだ。

今年、2024年の12月2日には下北沢CLUB QueにてワンマンライブRockʼnRoll Kingdomが開催予定だ。ホームのブラック&ブルーを離れ、高いステージ、広いフロア、多くの観客での熱狂ライブ実現のためライブやリハーサルを精力的に行っているそう。筆者も時間が許せば下北沢に足を運び、王将&The Govʼnor Brothersの新たなスタートを見届けたい。

王将&The Govʼnor BrothersのX(旧Twitter )はコチラ
https://twitter.com/ousyorock

NET FM358

ご視聴はこちらから!
https://www.youtube.com/@netfm3584

文:キース上岡(DJ・ライター 、NET FM358「キース上岡のOLD ROCK BAR」パーソナリティ、Q-WEST連載 「キース上岡の旅するROCKʼNʼROLL」 ラジオパーソナリティ、コメンテーター、司会、記事執筆など、お仕事の依頼下記メールまで。)
X(Twitter):@keith_kamioka66
Instagram: @keith_kamioka66
YouTube:@-keithkamioka66
MAIL:keithkamioka66@gmail.com
【キース上岡の旅するROCK’N’ROLL】の記事一覧

関連記事

ページトップ