バスケのW杯が終わったと思ったら、お次はラグビーのW杯が開幕。まだまだ暑い日が続くものの、スポーツの秋といった趣である。筆者（子守）は昨晩（というか明朝）、サッカー日本代表×ドイツ代表の試合をリアルタイムで観ていたので、絶賛大寝不足。秋の入口、今週のQ-WEST編集後記です。
この１週間（2023.09.03〜2023.09.09）で更新した記事は……
ep.19 BUMP OF CHICKEN「jupiter」（前編）【蔦江タイチのカシス・オ・コラム：19】
やはり俺の体調はダメダメだった【寄声 虫ってバンド名は気色悪いですか？：9】
以上3本でした。
まだお読みでない方は、上記リンクから是非ご一読のほどを！
さて、ところで筆者は結構な「高所恐怖症」である。とにかく地に足着いてない感覚が恐ろしい。
絶叫マシーンなどもっての外で、観覧車すら乗りたくないと散々ゴネるほど。マジ、景色見てる余裕なんか無い。一周する間、ずっと固く拳を握って、生唾飲み込んでいる。拷問。
20代の頃、当時お付き合いをしていた彼女（筆者にも彼女がいたことがあったんすよ）が、大阪・南港にある「天保山大観覧車」のペア搭乗券を友達から貰ってきたことがあった。
当然のことながら、一緒に行くことになるわけです。まぁ、そりゃあ乗りたくないんだけども、断れるわけも無く……。
当日は「海遊館」に行ったり、近くのショッピングモールでお昼ご飯食べたりなんかしたと思う（もうあんまり憶えてないけど）。
で、日も傾いてきて夕暮れ時。いよいよ言い渡された「そろそろ観覧車乗ろう」という言葉。
高い所が得意な人は良いでしょうよ、夕焼けに照らされた海辺の景色、そりゃ絶景でしょう。今まさに乗りたいでしょう。
しかし筆者にとって「観覧車乗ろう」は「死刑宣告」とほぼ同義である。
観覧車って大体一周20分くらいですか？ もうそれならいっそのこと一瞬で首を刎ね飛ばして欲しい。
しばらくグズってみたものの拒否権は無いので、そのまま搭乗口に連行。
そこでまた地獄が待っていました。
ご存知の方も多いでしょうが、「天保山大観覧車」には、全面シースルー（椅子すら透明）という、鬼畜のようなゴンドラがあるのです。足元含め全面透明、全方位スッケスケ。無理。マジでオシッコちびるって！！
当たり前のように「これに乗りたい」と言う彼女。ここまでは言われるがまま従ってきた筆者だったものの、「これだけは本当に勘弁してください！！ 後生ですから！！」と幾度もの必死の懇願（心の中では土下座してた）を経て、シースルーゴンドラは避けて貰うことに成功しました。とは言え、普通に観覧車に乗ることには変わりないのだが……。
案の定、夕暮れの風景を楽しむ彼女の方を見ることもなく、ずっと下を向いて「早く一周してくれ……」と念仏のように唱えて終わりました。筆者の記憶に、南港の夕焼けの景色は無い。
それ以降、現在に至るまで他所で観覧車に乗ったのは一度だけだと思います。確か愛媛の観覧車だったと思うけど、どうせ筆者はゴンドラの床を見つめて唾飲み込んでいるだけなので、どこで乗ろうが一緒。
そんな有様なので、友人や恋人と遊園地やテーマパークに行ったという経験が一度もありません。
「一緒に行っても良いけど、乗り物は乗らずに下で待ってていい？」と言っては、相手にキレられる始末。遊園地、テーマパーク好きの人達には、思いやりの心は無いのか。
生まれついての関西在住ですけど「USJ」にも行ったことないし。
「高所恐怖症」って克服する方法あるんでしょうか？
筆者はこのまま一生、地べたを這いずり回って生きてくしかないような気がしています。
遊園地やテーマパークよりテンションが上がるのは、「ロピア」と「業務スーパー」です。
それでは、来週のQ-WESTもどうぞよろしくお願いします。
