【ライブレポート】きみとバンド「LAST and START ~ROAD to BUDOKAN 2nd SEASON」メルパルクホール大阪の熱狂!!|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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【ライブレポート】きみとバンド「LAST and START ~ROAD to BUDOKAN 2nd SEASON」メルパルクホール大阪の熱狂!!

カテゴリー : 大阪音楽ライブレポート

2024. 01. 24 Wed

以前告知記事を掲載した通り、去る2023年12月10日(日)、メルパルクホール大阪にて「きみとバンド」初の大阪ホールライブが開催されたぞ!! (「きみとバンド」についての詳細は以前の告知記事を参照してほしい)
今回はその「LAST and START ~ROAD to BUDOKAN 2nd SEASON」当日の模様を筆者(子守)の目線からレポートします。

開場時間の14時前にメルパルクホール大阪へと到着すると、既に多くのファンの方々が列を成していた。「きみとバンド」初の大阪ホールライブ、「ベース・YUKI」のライブ初お披露目への皆さんの期待をビンビンに感じる!!
定刻通り開場。次々とお客さんが入場し、筆者もホール内へ。
ロビーにはファン有志の皆さんからのお花も!!
ホール内はオフィシャルグッズを身につけた多数のファンの皆さんが今や遅しとワクワクしている様子。

ライブスタート!

いよいよ開演時間になり、ライブ開始!!
開始時にはステージ前に白いスクリーンが貼られており、そこへ照明による演出。そしてSEが流れ出した瞬間からもうホール内のボルテージがどんどん上がっていき、遂にスクリーンがパッと落ちた瞬間……早くも大熱狂! ホールライブにも関わらず、お客さんはオールスタンディング状態!!
赤いチェック+黒を基調にした衣装でステージに現れた4人(この時点ではベースはサポートの早希)への大きな拍手から、1曲目は「あの場所へ」でスタート。

清原梨央の「皆さん立っていきましょー!!」というMCに、既に総立ちのお客さんは更なる盛り上がりへ。
「きみとバンド」「スローモーション」「はなればなれ」と、アッパーで疾走感のある曲を立て続けに披露し、この日のライブの勢いを感じさせるステージング。お客さんもジャンプ、ジャンプ!!

続いてはカバーソングゾーン。MCではカバーに取り組む気持ちを話しながら、まずはアニメ「鬼滅の刃」のOP曲であるLisaの「紅蓮華」。バンドの演奏もボーカル森田理紗子の歌声も、本家に引けを取らないパワフルさ!! 映画「ONE PIECE RED FILM」主題歌、ウタの「新時代」も、「きみとバンド」の実力を感じさせる熱いパフォーマンス!!
カバーソングラストは「きみとバンド」にとってガールズバンドの先輩であるプリンセス プリンセスの「ダイヤモンド」!! この選曲は、幅広い年齢層のファンを持つ「きみとバンド」ならではではないでしょうか。リアルタイムでプリプリを聴いていた筆者も興奮。

MCを挟み、清原梨央メインボーカルの「オレンジ色の世界」を披露。激しいながらもエモーショナルなメロディーで客席を圧倒、更に「レリビ☆」では客席とのコール&レスポンスでホールとの一体感が更に高まる!!

「レリビ☆」演奏後、前半終了となるのだが、ここでサポートベースの早希が卒業することに。メンバーそれぞれから2年間のサポートへの感謝のメッセージ、そして花束が送られる。長く応援しているファンの方々にとっても込み上げるものがあったであろう。お客さんからも万来の拍手を送られステージを後にする早希。早希さん、お疲れ様でした!!

ベース・YUKI登場!

そしてここで遂に「ベース担当」として、「きみとバンド」へ正式加入したYUKIがステージへと呼び込まれる。
他メンバーと合わせた赤いチェックのワンピースで登場したYUKI。この日が初ライブということで緊張もあったのか、ベースのセッティングに苦戦するものの、その間にもお客さんからは「がんばれー!」と言う声も飛び、ファンの皆さんが温かい!! ファンの方々の優しさも「きみとバンド」の魅力の一つと言って良いかもしれません。
YUKIの登場でバンドとして完成形となった「きみとバンド」への期待も感じさせつつ後半戦へ!!

4人体制の「きみとバンド」の一曲目は「ユメコイ」。森田理紗子はキーボードに楽器をチェンジし、ミディアムバラードをホールに響かせる。続く「さよならリフレイン」「つよがり」と、お客さんもこれまでと一転、しっとりと聞き入るモード。「きみとバンド」の楽曲の幅広さを感じさせる。

ライブでのYUKIのベース初演奏を観たお客さんからは、拍手喝采!!

「ローズマリー」は森田理紗子・清原梨央のツインボーカルで、こちらもしっかり聞かせるミディアムバラード。お客さんは手拍子で応える。早くも「4人のきみとバンド」とファンとの一体感を感じさせる光景で素敵です。
明るくポップな「きみが好き」へと続き、更に盛り上がるホール!!

この後のMCでは「バックドロップ(ステージバックに飾られる大きな幕)」について。そこには「We are one team ROAD to BUDOKAN from now and forever」の文字が。ドラム大野真依からのメッセージも合わせ、目標である「武道館ライブ」に向けて、メンバーとファンの連帯感をしっかりと感じました!!

「残り2曲です」という宣言に、ホールからは「えー!!!」という声が上がりながらもラストスパート!!
アッパーチューン「恋のモンスター」ではお客さんもガンガン飛び跳ねて、バンドの演奏に応える!! 曲のラスサビ前には何と金銀紙テープのロケット噴射!! ラストに向かって会場の盛り上がりは最高潮!!
本編最後の曲は「∞YAKEN」。こちらもアッパーで元気なパフォーマンス。ホール内全体が大喝采の中、本編終了となりました。新体制の「きみとバンド」の可能性を存分に感じさせるステージ!!

アンコール!!

と、ここで終わるはずはありません!!
本編が終わり暗転した後は……客席からは「アンコール!! アンコール!!」の大合唱が!! これには正直驚きました。筆者も音楽ファンの一人として色々なライブに行ってきましたが、アンコールを求める時はせいぜい手拍子をする程度。「きみとバンド」のライブでは、全員が「アンコール!!」と声を上げていて、ファンの皆さんの熱気がめっちゃくちゃ伝わります。これは本当にスゴイこと!!

そんな「アンコール!!」大合唱の中……。

「東温ラブストーリー」に乗せて、何とメンバーが客席から再登場!! 各メンバーがホール客席内を巡って、ファンの方々と至近距離でコミュニケーション!! 会場が大盛り上がりなのはもちろん、これはメンバーとファンの信頼関係も伺えるサプライズ演出!!
そのままステージに上がり「spicy!」では会場全体でタオルぶん回し!!「歌にのせて」では客席の皆さんスマホライト点灯で万感の中、最後にはメンバー4人が手を繋いで「ありがとうございました!」と一礼、最高の終演を迎えました。

オリジナル楽曲では、ポップでありながらもバラードからアッパーな曲まで持ち合わせる懐の深さ、またカバー曲にもチャレンジするアグレッシブな楽しさ、更にはアンコールでは客席まで回るというサービス精神。もちろんファンの方々のアツさも含め、「きみとバンド」は既にインディーズバンドの枠を大きく飛び越えていると言って間違いなし!! ベースのYUKIもこの日が初ステージということもあり、バンドとしても、これからまだまだ大きな存在になっていくことでしょう。
4人体制の完全体となった「きみとバンド」が現在目標としている「武道館ライブ」を達成するのも、そう遠い未来ではないのかも!?と思わせるに充分なライブでした。大拍手!!

と、ここまで読んでいただいて「『きみとバンド』のライブを見てみたい!!」と思った方へ朗報!!!

きみとバンド Zepp tour WEST 2024

何と「メルパルクホール大阪」での初ホールライブを成功させた「きみとバンド」が西日本のZepp2箇所でツアーを開催!!
題して「きみとバンド Zepp tour WEST 2024」
関西では2024年3月10日(日)、Zepp Osaka Baysideにてライブが行われます。

【会場】Zepp Osaka Bayside
【日時】2024年3月10日(日)開場14:00/開演14:30
【チケット】前方自由席 ¥7,000(税込)/後方自由席 ¥3,500(税込)
▼チケット購入はこちら

https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%A8%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89
▼お問い合わせ
「きみとバンド」公式X(Twitter)@with48263996

ホントにあっという間に「武道館」へ行ってしまいそうな「きみとバンド」。関西在住の皆さん、身近にライブを体感するなら今のウチだぞ!! 2024年3月10日はZepp Osaka Baysideへ!!

文:子守ぬけがら
X(Twitter):@miligraph

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