一年の計は「来来亭」でのラーメン+ライスにあったりなかったり【今週のQ-WEST編集後記(2024.01.21)】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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一年の計は「来来亭」でのラーメン+ライスにあったりなかったり【今週のQ-WEST編集後記(2024.01.21)】

2024. 01. 21 Sun

2024年最初のQ-WEST編集後記である。今年は新年早々色々あり過ぎた。
今更ながら、能登半島地震によって被害に遭われた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
直接被害に遭われていない方々でも気持ちが落ち込んだり、心が塞ぎ込んだりしている方もいらっしゃることと存じます。
Q-WESTは「関西カルチャーWEBメディア」として、今年も少しでも良い記事をお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年の年明けから本日までに更新した記事は……

2024年、初日の出。【寄声 虫はキセイチュウに変わり少し爽やかになりました、、:26】

「走り出す君へ」【SSWアキラのアキラめない日々:40】

「過ぎたるは猶…」【SSWアキラのアキラめない日々:41】

正月ボケ〜2023振り返りでも書く【寄声 虫はキセイチュウに変わり少し爽やかになりました、、:27】

しゃべり屋の巨匠 つぼイノリオ氏【キース上岡の旅するROCKʼNʼROLL 2024/01/14】

5ch民のようなの頃の僕【寄声 虫はキセイチュウに変わり少し爽やかになりました、、:28】

春輔取扱説明書【Q-WESTalk 春輔で行こう!:第1回】

以上7本でした。今週から新しい試みとして、シンガーソングライター春輔によるポッドキャスト番組もスタート。トークのお相手として筆者(子守)もお喋りしております。ぜひご一聴のほどを!

さて、筆者は年末に体調を崩したのが尾を引いて、年始は実家に帰ってグッタリしたまま過ごした。そんな中でも毎年の恒例として、年始2日に力を振り絞って行ってきたのが、ラーメン店「来来亭」。筆者の実家から徒歩圏内に「来来亭」の店舗があるので、毎年2日に「来来亭でラーメン始め」するのが、ここ数年のお決まりになっている(初詣には行かないけど)。

有名店を探して遠征したり、長蛇の行列に並んでまでラーメンを食べるような「ラーメンフリーク」「ラーメンオタク」でない筆者にとっては、一番好きなラーメン店が「来来亭」である。実家から徒歩圏内に店舗があったり、20代のころ自宅と職場の道中に店舗があったので仕事帰りによく寄っていたというのも理由であるが、個人的には何かと「ちょうど良い!」と思えるラーメン。
いわゆる「京都ラーメン」の流れを汲みながら、滋賀県で創業した「来来亭」。今や全国的に店舗展開されているので皆さんもご存知のことだろうと思うが、背脂醤油スープの味(筆者は京都育ちなので、やはりこの味がしっくりくるのだ)もさることながら、「麺のこだわり」と呼ばれる、ラーメンをカスタマイズできる(麺の硬さや、ネギの量などを選べる)システムが、筆者の「来来亭」大好きポイントの一つ。

ここで少し話が逸れるが、こちらも全国展開しているラーメン店「京都北白川ラーメン 魅力屋」。「来来亭」と「魅力屋」のラーメンを両方食べたことがあるという方ならお分かりいただけると思うが、この両店のラーメン、味もトッピングもそっくりなのである。それもそのはず。以前気になって調べてみたところ、「魅力屋」は「来来亭」で修行をした方が創業したそうなのだ。そんなわけで、ラーメンそのものの味に関しては全く遜色なく、どちらも美味しい。

その上で、である。その上で何故筆者が「来来亭が一番好き」と公言するのかと言うと、である。

前述の通り「来来亭」ではラーメンのカスタマイズができるのだが、「魅力屋」でも同様のカスタマイズが可能。どちらのお店も麺の硬さ、ネギの量など、お好みにできるのだが、ここで一つ異なる点があるのだ。ここが筆者が譲れないポイント!!! 「来来亭」では通常のチャーシューを「脂身多めの肉」に変更できるのである!!
「魅力屋」ではこのカスタムができない(もしかしたら頼めば可能かもしれないが、公式には無い)。「脂身が嫌い」という方も多いと思うが、筆者はトロトロになった豚の脂身が大好き。この点で「来来亭」が一歩リード。

そしてもう一点、「来来亭」のラーメンは結構塩分が強めなので、筆者は必ずライスも合わせて注文するのだが、「来来亭」の店舗には卓上に無料の「梅干し」が設置されている!! 無類の梅干し好きである筆者大歓喜。1ライスにつき、梅干し2、3個は食べる(来来亭さんスミマセン)。
対する「魅力屋」では、卓上に置かれているのは「沢庵」。沢庵も好きなのだけれど……ここはどうしても「梅干し」に軍配が上がる。筆者にとって梅干しは至高。

要するに「チャーシューを脂身多めの箇所に変更できる」「無料の梅干しがある」、この2点を持って「来来亭サイコー!」と言っているわけです。「あんまラーメン関係ねーじゃねーかよ!」と言われそうですが、いやラーメン自体の味ももちろん好きなんですけどね、「魅力屋」よりあえて、というところで、筆者の中では「来来亭」がベストということにさせて貰いたい。
いやマジで「ラーメンフリーク」のような方々からすると、「コイツ何言ってんの? 全くラーメンのこと分かってねーな」とか思われるんだろうなぁ。

ただ悲しいかな、京都市内に「来来亭」の店舗はあまり多くなく、現在の筆者の住まいからはいかんせん遠いため、なかなか訪ねる機会が無い。そう言うわけで、毎年実家に帰る年始に「来来亭」に行くというルーティーンがいつの間にか定着してしまった次第。今年もラーメン(麺固め+ネギ多め+チャーシュー脂身、他は普通)とライス(+梅干し)を堪能した。筆者にとって「来来亭」の梅干しは、まるで初日の出である。年始の儀式、無事完了。ご馳走様でした。

逆に言うと「魅力屋」でチャーシュー脂身が選べて、卓上に梅干しを置いてくれたらなー、自宅の近所にあるから、もっと行くのになー。「魅力屋」の方、よろしければご一考いただけますと幸いです。

あ、冒頭の写真は写真を撮るのを忘れていたため、「来来亭」の写真のフリー素材を検索してみたら出てきたものです。「来来亭」のラーメンの写真がフリー素材として存在するとは、インターネットの力はすごい。

文:子守ぬけがら
X(Twitter):@miligraph

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