歩いてきた道を振り返るのは不安だからじゃなくて。きっとこれから切り拓いていく道の再確認と決意を新たにする為だと思う。なんだか最近昔を思い出すことが多いのも、たぶんそういうことなんだろう。
どうも皆様こんにちは、またはこんばんは。
そしておはようございます。
シンガーソングライターのアキラです。
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というわけで、今年の目標が発表されました。
令和5年12月9日(土)
アキラ5thワンマンライブ
「原点回帰〜As one〜」
@中津StepHALL
18:30 OPEN
19:00 START
前売2400円/当日3000円
(別途1drink600円)
1stワンマン「もう少し、あと少し」
2ndワンマン「ツナグ、ツナガル」
というライブから4年。久しぶりの場所でワンマンライブです。
全世界が揺れた感染症拡大の激動の時代をどうにかこうにか乗り越えつつある昨今。今では当たり前になってきた生活様式も、初めは戸惑いと混乱の連続であった。つい最近まで当たり前にできていたことができず、日常生活の中でも制約と新ルールに試行錯誤を重ねた日々。私なんかは特に、慣れない配信に四苦八苦し悪戦苦闘した。初めはお客様も、世論に押されライブハウスに足を運べない状況に辟易したことだろう。
大打撃を受けた職種は多岐にわたるだろうが、エンタメ業界としても致命的な傷を負った。ライブハウスやライブバー、主にリアルステージと来場ありきの経営で立ち回っていた店はバタバタと閉店に追い込まれ、演者側もイベントが打てず収入は地の底まで落ち込んだ。そのまま音楽から離れてしまった人も多くいるだろう。所謂、ローカル音楽文化は虫の息であった。
しかし束縛の意識は、感染拡大状況に合わせるように次第に自己防衛への不安へと変わっていった。来場が解禁になっても、遠のいたお客様の足は帰ってこなかった。
実際に「人が集まる場所は怖い」や「換気はちゃんとしてますか?消毒は?」や「人との距離は保ってますか?」等のメッセージや問い合わせは数多く頂いた。その都度お話と説明はしたが、やはりそれでも現実的に集客数は下がる一方であった。
勘違いのないように断っておくが、もちろん私はまだまだ知名度も低いし、常に沢山のお客様にお集まり頂けるような実力もないかもしれない。そんな私でも目に見えてお客様の数は減っているし、集客アベレージの高かった人たちはさらに大変なんだろうと思う。
しかし、ここから。これからは「感染症の影響で」という話はある程度関係なくなる。包み隠さずに言ってしまうなら、言い訳ができなくなり、これまでの積み重ねの真価が問われる時がやってきたわけだ。
もちろん、だからと言ってお客様の意識が大きく変わるだろう、みたいな希望的観測に頼るのではなく、自分自身の立ち回りを全力で見直す必要も出てくるだろう。それでも、この数年を考えると、これもまた劇的な変化である。
感染症拡大以前の2回のワンマンライブ。活動を初めて1年で開催を決めた1回目。その勢いをそのままに臨みたいと決めた勝負の2回目。ありがたいことに、その2回は早々に70名のSOLD OUTとなった。
しかし、それ以来満員の客席を見ていない。いや、見れるくらいお客様にお集まり頂けていないのである。自分自身にはまだまだ見たい景色と見せたい景色があって、このままで終わるつもりは毛頭ない。だからこそ、もう一度あの景色を見ないと先には進めないと思った。
だからこそ、今一度原点に立ち返りたい。自分という価値を見つめ直し、自分にはなにができるのか。自分はどこまでいけるのか。泥臭くカッコ悪く地べたを這いずり回った結果に見える景色は、望んだ未来に繋がるのか。知りたい。
そんな気持ちで決めた「原点回帰」。
ここから全てをそこに向けて、もう一度歩きます。見守ってほしいし、一緒に歩いてほしい。一緒に喜んで、一緒に楽しんでほしい。そうすればきっと、今よりももっと素敵な世界に連れて行ってあげられる気がするから。
あなたがいるから、まだまだ頑張りたいって思うよ。
さぁ、スタートの合図だ。
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文:アキラ(大阪を拠点に活動中のシンガーソングライター。最新情報は下記SNSをチェック!)
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