今や関西以西でしか買えない「明治・カール」を改めて食べてみた|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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今や関西以西でしか買えない「明治・カール」を改めて食べてみた

カテゴリー : 関西グルメ

2023. 03. 09 Thu

それなりの年代以上の方には「それにつけてもおやつはカール」というCMフレーズや、泥棒ひげ(失礼)の「カールおじさん」等のキャラクターでもお馴染みのスナック菓子「明治・カール」。超定番ポテトチップスとはまた違う、1968年に誕生した日本初のスナック菓子「カール」のファンだという方も多いことだろう。筆者(子守)は子供の頃、「カール」の「カレーあじ」が大好きであった。

そんな「カール」であるが、多くの方がご存知の通り、2017年以降、関西以西の地域のみでの販売となっている。ついでに同年、筆者が好んでいた「カレーあじ」は終売。何故なのか!

一説には「カール」を食べる際に「手が汚れてスマホが使えない」という理由で売れ行きが減少したから、とも言われている。
明治の公式WEBサイトQ&A(https://qa.meiji.co.jp/faq/show/4301?site_domain=default)によると、

”カールは1968年の発売以降、長きにわたりお客様のご支持をいただいてまいりましたが、市場環境やお客様ニーズの変化により長期的に販売規模が低迷しており、収益性の確保が難しいことから完全に販売を終了せざるを得ない状況でした。
しかしながら、皆さまに長年ご愛顧いただいた商品であるため、ブランドを残す方向で検討をし、四国明治株式会社の製造による関西地域以西での販売にさせていただくこととしました。”
(明治の公式WEBサイトQ&Aより引用)

とのことである。
あながち「手が汚れてスマホが使えないから売れない」というのも、ない話ではないのかも。

かく言う筆者も大人になってからは、すっかりお菓子類から遠ざかっているのだが、せっかく関西に身をおく人間として、改めて現在の「カール」を食べてみた。

関西では普通にスーパーで購入可能ということで、現在販売中の2種類をゲット(カレーあじが恋しいが仕方あるまい)。

「6種のブレンド チーズあじ」「風味豊かな和風だし うすあじ」の2種類だ。

「チーズあじ」64g、「うすあじ」68gで、若干「うすあじ」の方が内容量多いんですね。
お皿に出すとこんな感じ。

では食べてみよう!

6種のブレンド チーズあじ

食感はサクサクで軽い!
チーズの甘塩っぱさが、一口目からガツンとくる味わい。
濃厚でジャンクな味ながら、重すぎることもなく、ついつい次々と手が伸びてしまいます。
子供の頃の記憶より味が強い気がするなー、今ならお酒のおつまみにも良いかも。

風味豊かな和風だし うすあじ

こちらもやっぱりサクサクと軽い食感が良い。
ほのかに出汁の風味が感じられて単なる塩味とは違う、あっさり美味しい。
癖がなく、「うすあじ」だからこその後引く味わいである。
食べやすいので一瞬で無くなるな、これは。

どちらも一つ一つが大粒なので、食べ応えもあり。
初手のインパクトなら「チーズあじ」、食べ続けるなら「うすあじ」と言った感じだろうか。
大人になった今食べても十分に美味しいお菓子であった。スマホを気にして食べないとか勿体無いねぇ〜!

というわけで今や貴重な「カール」。東日本にお住まいの方は、関西以西にご旅行の際にはお土産にいかがでしょうか?
売り上げ回復のあかつきには「カレーあじ」の復活も希望!!

▲日本初のスナック菓子。

▲こいつの名前が「ケロ太」ということも、今回初めて知りました。

Report:子守ぬけがら
Twitter:@miligraph

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