「いい肉の日」に恐縮だが、パンの話である。
以前「念願！滋賀のソウルフード「サラダパン」を初実食！ と思ったら神戸のパンだった話」という記事を書いた。
滋賀県長浜市本店の「つるやパン」が販売しており、滋賀のソウルフードとも言われる「サラダパン」をパクっ……オマージュしたものが、神戸の株式会社オイシス「サラダドッグ」だ。
「サラダパン」「サラダドッグ」に関して詳しくは以前の記事をご覧いただきたいが、簡単に説明すると沢庵の千切りをマヨネーズで和えコッペパンに挟んだものだ。
で、である。
その「サラダドッグ」が、本家「サラダパン」を差し置いて勝手に進化していた！
ポケモンかよ！
沢庵以外のものを挟んでしまっているのである！
サラダドッグ・キムチサラダ
まずはこちら「サラダドッグ・キムチサラダ」。
その名の通りであるが、キムチをマヨネーズで和えたものをコッペパンで挟んでいる。
中身はこんな感じ。若干、具材が少ない気もする……。
実食。パンはふにゃふにゃ柔らかめ。キムチと言うと、辛いものが苦手な方もいらっしゃると思うが、「キムチサラダ」はマヨネーズでマイルドになっており、ほとんど辛味は感じない。後味がピリッとするくらいだろうか。キムチの白菜のシャキシャキ感が良いアクセントになっている。
サラダドッグ・高菜サラダ
そしてこちらは「サラダドッグ・高菜サラダ」だ。
まぁ、お察しの通り高菜漬けをマヨネーズで和え、コッペパンに挟んだもの。
ご覧の通りである。そのまんま、高菜漬けをマヨネーズで和えたものが挟まってますね。
食べてみると、最初にごま油の風味が香る。上の写真の原材料記載の通り「高菜油いため」を含んでおり、これは良い仕事。
しかしながら味はと言うと、マヨネーズでまろやかになりすぎて、高菜の塩気をほとんど感じず、全然パンチがない。刻まれた高菜は、言われなければ高菜と気づかないかもしれない。
不味くはないんだけど！
と、言うわけで本家滋賀の「サラダパン」から、果敢に変化を加えてきた神戸の「サラダドッグ」。
個人的には、元々の沢庵サラダの方が美味しかったかなと思うものの、キムチサラダ・高菜サラダ共に、これはこれで良いんじゃないでしょーか。
あれですね、今回の進化系「サラダドッグ」から得た知見は、「漬物を刻んでマヨネーズで和えたら、何でも『サラダ』になる！」ということ（それで良いんか？）。
「柴漬サラダ」や「ザーサイサラダ」、「奈良漬サラダ」なんかも出てくる……かもしれない。
今後も期待！！
