ハイブリッドあんこ・小倉あん「京都ザ・あんぱん 大納言小倉あん」【SIZUYA(志津屋)のパンめっちゃ食べてみる:5】|Q-WEST(クウェスト)・関西カルチャー探求WEBメディア

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ハイブリッドあんこ・小倉あん「京都ザ・あんぱん 大納言小倉あん」【SIZUYA(志津屋)のパンめっちゃ食べてみる:5】

2022. 02. 28 Mon

人間、疲れた時には甘いものが食べたくなるものである。疲弊した脳が糖を欲していたり、糖分を摂取するとβ-エンドロフィンという喜びを感じるホルモンが高まるのが理由らしい。かく云う筆者(子守)は普段甘いものはほぼ食べない性質なのだが、何かここのところ疲れたな……。

と言うわけで「SIZUYA(志津屋)」のパンを色々食べてみるこのシリーズ、これまで「カルネ」シリーズばかり食べていたのだが、今回は甘い「菓子パン」を攻めてみたい。

日本を代表する菓子パンと言えば、そう「あんぱん」である。久しぶりに「あんぱん」食べよう! あ、アンパンは何かの隠語ではないのでどうか安心してください。
その「あんぱん」を買いにSIZUYA店舗に行ってみた。

店内を見て回ると、2種類のあんぱんが販売されていた。
あんぱんに限らず、あんこの種類と言えば大抵2種類。「こしあん」と「つぶあん」。人によって好き嫌いの分かれるところであるし、場合によっては血が流れるかもしれないくらい、争いの絶えない(知らんけど)紛争地帯のこの2大派閥である。

この日訪れたSIZUYA店舗に並べられていたのは「京都ザ・あんぱん」と大仰な名を冠した「こしあん」と……「小倉あん」。

「ザ・あんぱん」って発音すると「残飯」みてーだな、という大変失礼な感想はともかく、普段甘いものをほどんど食べない筆者は「こしあん」と「つぶあん」の違いは分かるが、「小倉あん」がどういうものなのか全く知らない。
よし、ここはひとつ「京都ザ・あんぱん 大納言小倉あん」を購入だ!

こちらが購入した「京都ザ・あんぱん 大納言小倉あん」。パッケージに「小倉あん」のシールが光る。
で、件の「小倉あん」であるが「こしあん」と「つぶあん」と何が違うのか調べてみたところ、「こしあん」に小豆を粒状のまま混ぜ込んだあんこのことだそうだ。へぇー、へぇー、へぇー。言わばハイブリッドあんこだ。

パンの上に芥子の実がトッピングされている。「アンパンだのケシだの物騒だな……」と思った方は心を入れ替えてください。

半分に切ってみると……おっ結構あんこ入っている!

久しぶりに食べたあんぱん。美味い。ベタベタに甘いわけでなくアッサリ目だ。
「小倉あん」は解説の通り、確かにペースト状のあんは滑らかな「こしあん」。そこに小豆の粒がアクセントになっている。「こしあん派」でも「つぶあん派」でもない筆者には非常に丁度良い。また疲れた時にはお世話になりたいパンであった。

しかしあれだな、ハイブリッドあんこと書いたものの、「こしあん派」の言い分としては「小豆の皮が残るのがイヤ」というものが多勢であるだろうし、小豆の粒が入っている時点でアウトなんだろうなぁ。
全くいつの世も紛争は絶えないものである。戦争反対!!

Report:子守ぬけがら
Twitter:@miligraph
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