大日本印刷株式会社が運営する「京都dddギャラリー」。元は1991年に大阪・堂島にグラフィック・デザインのギャラリーとして開設され、2014年には京都・太秦に移転し数々の展覧会が開かれてきました。
その「京都dddギャラリー」が2022年7月23日、京都・四条烏丸の「COCON KARASUMA」内にお引越し!
今回はその移転に際して、「ddd DATABASE 1991-2022」と題し、過去に「dddギャラリー」で開催された展覧会のポスターを展示する企画展が開催中(2022年7月23日~9月25日)。というわけで、先日そちらにお邪魔してきました。
▼COCON KARASUMA 3F、京都dddギャラリー入り口
移転した「京都dddギャラリー」の入り口はこんな感じ。太秦の時よりもこぢんまりした印象ですが、スタイリッシュです。嬉しいのは相変わらず入場無料なところ。
「ddd DATABASE 1991-2022」はその名の通り、1991年から2022年までのdddギャラリーでの展覧会のポスターが、年代ごとに展示されています。
一面にダーっと展示されているポスター群を見ると、確かに年代毎にデザインの雰囲気が違っているのが分かります。個人的にはやはり自分の世代である90年代後半〜00年代初頭のポスター群を見て「あぁ〜こういうの憧れたなぁ〜」と、若き日の記憶が甦ってきました。当時はデザイン雑誌とかも熱心に買ってたなぁ(遠い目)。
とは言え、どの年代に於いても「ダセェー」なんてポスターは一つも無く、「京都dddギャラリー」のグラフィック・デザインに対する姿勢、クオリティには感服。とても刺激的でした。
展示目録も無料で配布されていますが、それがB1サイズのクソでかポスター仕様! 額装してもオシャレな仕上がりで、入場料無料も含め、大日本印刷さまの懐はマリアナ海溝よりも深いで!!
会場の展示にはないポスターデザイン群も、WEBサイトにて全て閲覧可能です(ddd DATABASE)。
常設で大日本印刷株式会社の技術を結集した展示もあり、そちらも見応えアリ!
9月に入り秋めいてきた今日このごろ、「芸術の秋」ということで、京都・四条烏丸にご用の際は、ふらっと「京都dddギャラリー」を訪ねてみてはいかがでしょうか(「ddd DATABASE 1991-2022」は2022年9月25日まで)。