先日、所用があり京都駅地下街を歩いていたところ、「SIZUYA」の前を通りかかった。時間に余裕もあったので「さてせて、何か美味しそうなものはあるかな〜」と店内に入って見たところ……「SIZUYA」から新たなる刺客が登場しているではないか!
その名も「デニッシュカルネ」!
デニッシュ?
過去4度に渡って「カルネ」シリーズについて書いている当連載(というか、ほぼカルネのことしか書いていない)。
お馴染み「カルネ」とは、SIZUYA特製マーガリンが塗られたパンに、ハムと玉ねぎを挟んだもの。通常の「カルネ」シリーズのパンには、ドイツの「カイザーゼンメル」というパンを元にしたフランスパンが使用されている。ちょっと硬めのパンである。
「デニッシュカルネ」はそのパンが、デニッシュになっているのだ。
果たして「デニッシュカルネ」は「カルネ」としてのアイデンティティーを保っているのか?
気になった筆者(子守)は、早速一つ購入して帰宅した。
さて、こちらが件の「デニッシュカルネ」。
サイズ的には通常の「カルネ」と同じくらい。
ちなみにパッケージ裏面の栄養成分表示によると、1個256キロカロリーだそうだ。
開封してみると、こんな感じ。上からみると「カルネ」って感じがしないなー。「パイの実」みたい。
横から見ると、通常の「カルネ」と比べて平べったいかな。デニッシュだからか。
デニッシュをガバッとひろげてみると……。
おっコレは「カルネ」だ! これこれ、このスライス玉ねぎと普通のハム。これが良いんですよ、このシンプルな具が良いんです。
というわけで実食。
まず一口かぶりつくと、最初にいつものSIZUYA特製マーガリンの香り。やっぱりこのマーガリンが美味しいんだよなぁ。普通のマーガリンとは何かが違う。
具材はいつもと変わらず、玉ねぎのシャキシャキ感が良いアクセントになっております。
で、肝心のデニッシュ部分は、パン自体の甘味が強いため、通常の「カルネ」と比べると全体的に少し甘めの仕上がり。これはこれで美味しい。
というか、SIZUYA特製マーガリンさえあれば、それはもう「カルネ」なのだ(暴論)。
ただ個人的には硬めのパンが好きなため、通常の「カルネ」のほうが好きかなぁー、といった感じですが、それはあくまで好みの問題。きっと「デニッシュカルネ」がお好みの方も多かろうと思う。「デニッシュカルネ」は立派な「カルネ」でした。
その後、「SIZUYA」の別店舗を尋ねる機会があったのだが、そこには「デニッシュカルネ」は置かれていなかった(売り切れていたのかもしれませんが)ので、見かけた方はぜひ一度どうぞ!